データベースの確認
ASP.NET MVC プロジェクトが利用しているデータベースを覗いてみます。
今回はユーザアカウント機能により登録されたユーザ情報を確認してみることにします。
データの確認
Visual Studio の Server Explorer というビューでデータベース内容を確認することができます。
上のような Server Explorer ビューが見つからない場合は、メニューの [VIEW] - [Other Windows] - [Server Explorer] を選択すると Server Explorer が登場します。
Server Explorer の DefaultConnection というツリーアイテムを開いていくとプロジェクトが接続しているデータベースの内容を閲覧することができます。赤いバツが付いてると思いますが気にせずクリックしていけばアイテムが開けるはずです。
こんな感じです。ユーザ情報が含まれていそうなテーブルが発見できました。
AspNetUsers 項目の右クリックメニューから [Show Table Data] を選択すると、テーブルのレコード内容を閲覧することができます。
さきほど適当に登録したユーザ「aaa@a.a」の情報が確認できました。
データベース実体
さきほど DefaultConnection という項目の中にデータを見つけることができましたが、この DefaultConnection が何者なのかというと、プロジェクト配下の Web.config の中に接続情報が定義されています。
画像だと文字列が長くて切れてるので下に書き出すとこんな感じです。
<connectionStrings>
<add name="DefaultConnection" connectionString="Data Source=(LocalDb)\v11.0;AttachDbFilename=|DataDirectory|\aspnet-WebApplication4-20160907052918.mdf;Initial Catalog=aspnet-WebApplication4-20160907052918;Integrated Security=True"
providerName="System.Data.SqlClient" />
</connectionStrings>
ちょっと見やすいように整形するとこんな感じ。
<connectionStrings>
<add name="DefaultConnection"
connectionString="Data Source=(LocalDb)\v11.0;
AttachDbFilename=|DataDirectory|\aspnet-WebApplication4-20160907052918.mdf;
Initial Catalog=aspnet-WebApplication4-20160907052918;
Integrated Security=True"
providerName="System.Data.SqlClient" />
</connectionStrings>
端的にいうと LocalDB という仕組みを用いて App_Data/*.mdf というファイルとしてデータベースが管理されています。
この情報はプロジェクトを終了して起動しなおしても保持されます。